こんにちはあぐぱぱです!子供を連れてフルーツ狩りに行きたいというご家族は多いと思います。
子どもも大好きなフルーツ狩り。中でも一番人気といえばやっぱりイチゴです!
赤くてかわいくて甘酸っぱいイチゴを思う存分味わえるイチゴ狩りは、大人も子供も大好きですよね。
この記事では、2児の子育てをしながら農業指導員として、農家さんの農業支援を行い、地域農業を元気にする活動をしている私=あぐぱぱが、楽しくおいしいイチゴ狩りで失敗しない農園の選び方とイチゴの美味しい時期について分かりやすく解説します。
イチゴの美味しい時期
- 時期によって値段が違う事がある
- イチゴは冬が美味しい
- たくさんイチゴが成っている時期は春
時期によって値段が違うことがある
イチゴ狩りは一般的に早ければ12月中旬から始まり、関西エリアだと翌年の5月下旬まで、北陸や東北などの涼しい地域では6月下旬まで開催しているところがあります。
シーズン通して料金が変わらない農園が大体ですが、たまに時期によって値段が変えられているところがあります。
これはイチゴには甘味がのって美味しい時期やたくさん実がついて収穫量が増える時期があるからです。
イチゴは冬が美味しい
イチゴの糖度(甘さ)は12月の初めに高く、その後少し下がって、1月下旬から2月にかけて上昇したのち、3月以降は下降して行きます。つまり、全体的にみれば、冬のイチゴの方が春のイチゴより甘いのです。
これは、寒い時期ほど実が太るのに時間がかかり、その分、しっかりと栄養が蓄積されて甘くなるのです。
しかし、暖かくなると、多くの花が一斉に実を結び、一つ一つの実にいく栄養が少なくなって、甘さが不足してしまいます。しかも、太るのが早く、酸が減るのを待たずに熟すので、酸っぱさも残ります。
旬の定義が、最も美味しい時期を指すのであれば、イチゴの旬は冬になるのです。
たくさんイチゴが成っている時期は春
イチゴはシーズンを通して1株から1kgほどの実がとれます。数にすると60個くらいでしょうか。 そのうち、11月から2月までに採れる冬のイチゴは、3月以降に採れる春のイチゴの半分程度。 春の方が冬の2倍も多く採れるのです。
なぜ、イチゴは春に多く採れるのでしょう? 自然の状態では、春に花が咲き、実が採れるのは2か月ほど。これは、前の年の秋に花芽(花が咲く元になる状態)が作られ、冬の間はそのままの姿で休眠し、春が来て花に成長するためです。
ところが、イチゴ狩りなどを行うビニールハウスの中では冬でも暖かく、イチゴは休眠から半ば目覚めてウツラウツラしており、秋を感じては花芽を作り、春を感じては花を咲かせ、実をつけているのです。
ただ、本物の春は、暖かさが格段に違うため、 花が次々に咲いて、実がすぐに太るため収量は多くなるのです。
子供連れで失敗しない農園の選び方
- 駐車場の有無
- 乳児連れの場合、抱っこ紐はあった方が良い
- 利用時間は40分以上あるほうがゆっくり楽しめる
- 家族全員の合計利用料金で考える
- ハウス内は思っている以上に暑い
駐車場の有無
最近は都市部でもイチゴ狩りをしているところがありますが、ほとんどの農園は農村地帯にあります。
子連れの場合は必然的に車で向かうことになりますのでファミリーカーが停められる十分な広さの駐車場があるかどうかをホームページなどで事前に確認しておきましょう。
乳児連れの場合、抱っこ紐はあった方が良い
一般的なイチゴ狩り農園では高設ベンチ栽培という方法でイチゴを栽培しています。
これは作業する人が腰をかがめなくて良いようにベンチ(棚)の中にイチゴを植えて栽培する方法です。
農家としてはできるだけ狭い面積で多くのイチゴを栽培したいので、ベンチ同士の幅を人が通れる程度にしていることが多いです。
そのため、ベビーカーが通れるほど幅に余裕がない場合がありますので、農園によってはイチゴのハウスに入る前にベビーカーを置いて入場しなければならない事があります。
乳児などまだ自分で歩けない子供を連れていきたい場合は抱っこ紐を別に持っていく方が一緒にイチゴ狩りを楽しめます。
利用時間は40分以上あるほうがゆっくり楽しめる
イチゴ狩りの利用時間は農園によって様々です。30分から1時間程度が一般的ですが、中には収穫体験だけで収穫したイチゴの量によって料金が決まるシステムもあります。
子供連れの場合は、ただイチゴを食べるだけでなく、子供に収穫する楽しさを体験してもらいたいですし、子供はイチゴを収穫して食べるだけでも案外時間がかかってしまいますので利用時間は40分以上ある方がゆっくりと楽しめます。
家族全員の合計利用料金で考える
ほとんどの農園は年齢によって利用料金が異なります。
大人と子供では食べる量が違うので当たり前ですが、農園によってはさらに細かく分かれています。
子供の年齢が上がると利用料金が上がりますので、単純に大人1名の利用料金で農園を選ぶのではなく、子供を含めた利用料金の合計を計算すれば、支払いの時に思ったより高かったとならないはずです。
特に3歳以上から大人料金に近い値段設定をしているところが多いので、お子様の年齢を確認してから選ぶようにするとお得に利用できます。
ハウス内は思っている以上に暑い
イチゴ狩りは冬から春にかけて行きますので、厚着している事が多いです。
しかしハウス内は冬でも暖房を焚いて暖かくしているため、5月のGWぐらいの気温(20〜25度)になっています。
ハウス内は思っている以上に暖かくなっているため、汗が冷えて風を引かないように、簡単に脱いだり着たりできるような服装で行くことをオススメします。
美味しいイチゴでおなかがいっぱい!
今回イチゴ狩りで失敗しない農園の選び方とイチゴの美味しい時期について解説しました。
イチゴを食べると春が来た!という気分がして大人も子供も楽しめます。
この解説を参考にイチゴ狩りで春を満喫しちゃいましょう。
以上あぐぱぱでした!
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