
こんにちは!あぐぱぱです!
この記事では、ファーマーズマーケット「スマイル阪神」の最新情報をどこよりも詳しく紹介します。
ファーマーズマーケット「スマイル阪神」は、JA兵庫六甲が運営する農産物直売所で、兵庫県伊丹市にあります。
大阪国際空港を擁し、阪急電鉄やJRが乗り入れる関西の玄関口 伊丹市。都市部に暮らす消費者に安全・安心で新鮮な農畜産物をお届けし、生産者と消費者、都市と農村をスマイル阪神がつなぎます。
そんなファーマーズマーケット「スマイル阪神」ですが、時期によっては欲しい農産物が手に入れられない事があります。
そこでこの記事では、2児の子育てをしながら農業指導員として、農家さんの農業支援を行い、地域農業を元気にする活動をしている私=あぐぱぱが、知らなきゃ損するファーマーズマーケット「スマイル阪神」の情報を一挙公開します。

ファーマーズマーケット「スマイル阪神」の基本情報
住所 | 兵庫県伊丹市北本町3-50 |
TEL | 072-783-6977 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | 木・年末年始 |
駐車場 | 70台 |
ウェブサイト | https://www.jarokko.or.jp/food/fmarket_store/smile.html |
ファーマーズマーケット「スマイル阪神」のおすすめの特産品
朝採りの恵み!川西市産いちじく

いちじくは伊丹市でも栽培されていますが、やはり産地として有名なのは隣接する川西市産のいちじくです。
川西のいちじくの歴史は、昭和初期、広島県の桝井光次郎氏がアメリカから帰国する際、フランス人の友人からもらった北米原産のドーフィン種を持ち帰り、果樹地帯であった川西に注目し、萩原に住んでいた友人の前川友吉氏と当地での栽培に成功。
桝井ドーフィンという品種を作り出し、神戸、和歌山や愛知へと栽培が広がりました。
現在、桝井ドーフィン種は国内のいちじくの大部分を占めるようになり、海外へも広がっています。
川西の出荷量は神戸市に次ぎ県内2位で、 現在、市内の南部地域の久代、東久代、下加茂、加茂、栄根、小戸、出在家、萩原等で約12ヘクタール、約110戸の農家で栽培され、年間約400トンが出荷されています。
川西のいちじくは、一番おいしい状態で食べていただくため、完熟のものを 早朝から収穫し、朝早くには市場などに出荷されます。そのため、その日のうちに店頭に並びます。
これは、阪神間の大消費地が近いことと、一番おいしいいちじくを食べてもらおうと毎日早朝から収穫する農家の皆さんの努力により支えられている川西のいちじくの最大の特徴です。
いちじくの出荷時期は8月中旬から始まり10月上旬まで続きます。
夏の初めに味わう川西市産の桃!

桃は、川西市の特産品の一つです。川西市では市南部の加茂地区などの農家およそ40戸が桃の早生品種を栽培しています。
その歴史は意外に古く、なんと大正時代から桃の栽培が続いてきたという。剪定や摘花・袋掛けなど1年かけて丁寧に手入れして、やっと実が大きくなる桃は、夏の初めに店頭へ旅立っていきます。
通常7月頃にとれる桃よりも一月早く収穫できる早生(わせ)桃で、兵庫県下でもこれを作っているのは川西だけとあって、阪神間の市場でも大変人気があります。
川西市では6月上旬に「はなよめ」「布目(ぬのめ)」、6月下旬に「日川白鳳(ひかわはくほう)」、7月には「末木白鳳(すえきはくほう)」「あかつき」などを収穫し、みずみずしく、すっきりとした甘さが特徴の桃です。
伊丹市生まれの特選フルーツ!たみまるレモン

たみまるレモンは伊丹東野産のマイヤーレモンで、レモンとオレンジ又はマンダリンの交配種と言われ、アメリカ原産です。
通常のレモンより一回り大きく、糖度が高く、酸味は少なく、果汁が多いのが特徴です。
戦後、高碕達之助氏(電源開発初代総裁、政治家、起業家)がアメリカから持ち帰ったマイヤーレモンの苗木を、1960年頃東野地区の苗木農家が譲り受けたのがはじまりで、今では実のなる木が300本を超えました。
果樹作りの里である「東野」の伝統の技術を駆使し、高品質な「伊丹東野特産マイヤーレモン」は伊丹の特産「たみまるレモン」として命名されました。
皮が薄いので、料理や加工に適しています。皮も苦味が少ないので皮ごと食べられて、香りもよいです。11月頃の青レモンから2月頃の完熟レモンまで長く賞味できます。低農薬で栽培していますので皮まで使えます。
すっきりとした美味しさのたみまる文旦!

果樹の里として有名な伊丹東野地区でとれた露地植えの文旦です。
甘みに加え、酸味があり、すっきりとした美味しさです。伊丹マスコット「たみまる」のようにまあるいおいしい文旦です。
1980年頃、伊丹市東野の農家が高知城下の朝市で苗木を購入し、自宅の畑に植えたのがはじまり。
本場高知と異なる伊丹で、栽培できるか心配はありましたが、そのような心配に反して味、香り、大きさ等、十分に満足できる果実が収穫できるようになりました。
文旦は下記のような切り方をすると美味しくいただけます。

1本の木から3色の花が咲く!伊丹市特産花木『南京桃』

伊丹市東野地区周辺は、古くから花木の生産と共に苗木づくりの盛んな土地柄で、花木の接木技術は卓越したものがありました。
「南京桃」は中国原産の美しい八重咲きの花桃が、約150年前、伊丹の地に持ち込まれ、当時の高度な技術を生かした伝統的な生産方法により作られた特産花木です。
1本の木に「赤」「白」「ピンク」の2色~3色の花桃の芽を接木して、咲かせ、あたかも大道芸の「南京玉すだれ」を思わせます。
2012年から梅や桃の木に感染する「ウメ輪紋病」という病気が日本中に広がり、伊丹市でも感染が拡大して、一時は産地の存続が危ぶまれましたが、2021年からようやく生産が再開しています。
ファーマーズマーケット「スマイル阪神」にその土地ならではの美味しい農産物を探しに行こう!

今回はファーマーズマーケット「スマイル阪神」の最新情報を解説しました。
ファーマーズマーケット「スマイル阪神」は、JA兵庫六甲が運営する農産物直売所で、兵庫県伊丹市にあり、阪神地域の新鮮野菜や果物が購入できる農産物直売所です。
この記事を参考に早速、ファーマーズマーケット「スマイル阪神」へ美味しい農産物を探しに出かけましょう!
以上、あぐぱぱでした!

コメント
スマイル阪神すごいですね!こういうところ大好きです!
今度、近くを立ち寄るときがあったら絶対行ってみたいなと思いました。
くわしく教えていただきありがとうございました。
コメントありがとうございます!
スマイル阪神は都市部の農産物直売所ですが、伊丹市公設卸売市場に隣接しておすすめです!
これからの時期は露地イチゴや春キャベツ、新玉ねぎなどが売り場に並んでくるかと思いますので、ぜひ足を運んでみてください!